2014年02月01日

精神論という名の腫瘍

 3か月ほど前の出来事。うちの店の元メンバーのMやんが本走していたときのこと。Mやんはトップ目で以下の仕掛け。

sou2

 13巡目に下家からリーチがかかり、一発目に危険牌の5sをツモります。Mやんはここから現物の6mを中抜きしてオリ。しかし、下家がすぐ5sをツモ切りしました。

 そして、その巡目に上家が6mを切りました。これをMやんがチーして5sを切りました。中抜きした牌を鳴いてテンパイを取ったわけですね。

20131105_134034

こんな感じ。


 するとリーチ者の下家が愚形のカンチャンをツモりマンガンをアガリました。これを後ろで見ていたメンバーのAプロ(プロ連盟所属)がこう言います。

Aプロ「今のは麻雀やってて一番やっちゃいけないことでしょ。一貫性が無さすぎ。押すなら押すだし、オリるならきちんとオリないと。一度引いたのにまた行くとか、そんな鳴きしてればそりゃツモられるよ。」

 かなり厳しい言葉ですね。まあMやんはその言葉は適当にあしらっていました。

 ではそんなMやんとAプロの店での成績はというと・・・


 
 Mやんはメンバーで1,2を争う好成績。Aプロはアウトオーバーのときも多く、店でも最弱の部類でした。


 二人の麻雀の違いはいろいろありましたが、上のやりとりも二人の実力の違いを明確に表しているように思えます。

 
 上の例を取っても、一発で危険牌を掴んでオリ、それが切れるようになったから、鳴いてテンパイを取り直す。勝つために、当たり前といえば当たり前のことです。結局それを批判することに、論理的な根拠は無く、精神論的な部分での批判になるわけです。

 そして、その精神論へのこだわりが、二人の麻雀の成績に差をつける要因の一つになっていました。

 麻雀において精神論というのは、かなり悪性の腫瘍のように思います。
「一度オリたのに、また攻めたからうまくいかなかった」
「1度スルーした牌を鳴いたから、ツモられた。」
 もちろんこうしたことを言うのは、麻雀の楽しみ方の一つなので、完全に否定することはできません。しかし、麻雀において、こうした精神論にこだわることで、Aプロのように自分の成績が下がるのは事実です。

 精神論をそぎ落とし、論理的に説明できる打牌を心がける。言うは易しですが、これが本当に難しい。自分もときどき精神論的な自己批判に陥るので、自戒も込めてそう思います。


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kry0730 at 00:02|PermalinkComments(4)その他 

お店での出来事~なんと返せば・・・~

 今日はグッチさんとイッシーさんというお客さんが久しぶりに店に来ました。二人は一緒に飲んだ帰りらしく、田中ちゃんと僕とで卓を立てました。以下はそこでの会話。

K「グッチさんもイッシーさんも久しぶりじゃないですか~。今日は二人で飲んだ帰りですか?」

イッシー「そうだよ。結構飲んだな~」

グッチ「オレが嫁と離婚することが決まってさ・・・ヤケ飲みしてたんだよ・・・」

 なんて言葉を返せばいいか悩みますね。フランクに返せるほどこの二人と仲いいわけでも無いですし。

 田中ちゃんも完全に受け答え悩んでるし。
20131208_001332

 とりあえず、「そうなんですか・・・」と言って流します。


 それから何局か経って、僕がグッチさんからマンガンをアガリました。

K「マンガンの3枚です。」

イッシー「うわー高いねー」

グッチ「いや、でもいいんだ、これから払う娘の養育費に比べれば全然安いよ・・・」

 いやだから受け答え困るって。そういうネタは。しかもそんなん言われたらマンガンも少しアガリ辛いし。

 田中ちゃんも完全に沈黙してるし。
20131208_001356

 
 とりあえず適当にお茶を濁します。


 
 
 それから数局が経っての会話。

イッシー「いやー、全然手が育たないよ~」

田中ちゃん「まだわからないですよ~。数巡ですごい成長することもありますしね。」

グッチ「オレも手牌育たないなー。でも娘には健やかに育ってほしいよ・・・」

 いやだからなんて返せばいいんだよ。そういうのほんと厳しいから。どう返すかの正着見えないから。

 田中ちゃんも完全に(以下略)

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実戦譜~過去~


 本走中、現在ラス目のオーラス、マンガンをアガればトップ条件で以下の手が来ました。

sou7

 場は対面と下家の二人が2副露していて、テンパイ濃厚。索子を重ねたかったところでしたが、ピンズが出る形に。

 ④ー⑦pは超危険牌ですが、だからといって③p切るわけにもいきません。ドラの④p切り回避と①ー④p待ちケアで⑦p切りダマ?いや、ここまでの手ならもう腹をくくって④p切りの5面張リーチしかありません。

 というわけで④p切ってリーチ!誰からも声がかからず。この時の対面の手が

pin4

 麻雀は本当に怖いですね。少しでもヒヨっていたら、最悪の放銃になるところでした。あとは自分のアガリを待つだけです。





 下家「打pin7


 対面「pin7ロン!」



 僕「・・・・・・・・・・」

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kry0730 at 00:01|PermalinkComments(0)反省・実戦譜