2017年02月17日

麻雀プロと打牌規制②

  これはとある男性若手プロ、Aプロの話(イニシャル関係ないです)。Aプロはとても勉強熱心でデジタル寄りの麻雀プロ。

 その麻雀への姿勢から、ファンからの好感度も高いプロでした。

 Aプロがあるとき、大事なタイトル戦に出ます。

 そしてAプロは同卓していたベテランプロのリーチに対し、海底ズラシの仕掛けを入れました。

 そしてその試合は勝ち上がり、優勝が見えるくらいの位置まで来ていました。

 しかし、その仕掛けのことを上層部が知り、激怒。

 「このタイトル戦から棄権しろ」

 との宣告が裏で行われます。
 
 団体の上からの宣告に逆らうことも出来ず、Aプロは棄権します。

 そのとき、Aプロは涙を流して悔しさを滲ませたらしいです。


 それから月日が流れ、Aプロはタイトル戦に出ます。

 決勝まで上り詰め、その試合のオーラス、Aプロは逆転条件を満たしたリーチを打ちます。

 そして一発目でのツモ、そこにはアガリ牌が眠っていて劇的な逆転となります。
 
 Aプロは涙を流して喜び、Aプロを応援してきた数多くのファンもこの結果を祝福しました。




 ただ、この話には隠された一面がありました。

 Aプロがリーチを打ったとき、実は同卓していたプロは鳴いて一発を消すことが出来ました。

 それは一発や海底のことを考えれば、勝つためには誰もが鳴く牌ではありました。

 しかしそれが出来なかったのは、過去にAプロにも宣告された

 「タイトル戦では一発消しや海底ズラシは禁止」

 という決まりがあったからです。

 Aプロ自身が苦しんだ打牌規制、それがのちにAプロの優勝を決定づけ、多くのファンを喜ばせたのです。

 
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kry0730 at 20:59│Comments(0)

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